紺屋町青年団には祭り前に大事な仕事がある。
それは「張り番」
夜から朝にかけて、
だんじりを守る役目である。
本当に残念ながら、
だんじりにイタズラをする愚か者がいる。
それをさせない抑止力として、
灯りをつけて番をする。
だが、
今年はまだだんじりはない。
でも張り番はする。
そう、
ただ単に飲みたいだけである・・・
いや、違う!
そこには守るべきモノがある。
紺屋町だんじりのココロ
それがこの空間にはある。
この場で飲みながら、
だんじりを守りながら話す言葉、
町外の人間と交わす言葉
注ぎ合う日本酒。
これらが作り上げるモノが、
紺屋町だんじりのココロの1つとなる。
始まる時間も、
終わりの時間も決まっていない、
紺屋町だんじりの張り番。
今宵も・・・。