昔、紺屋町は諸事情により、
だんじりを手放した時期があります。
そして、
買い戻したのが38年前。
それ以降、
爺ちゃん世代や親父達世代が一生懸命祭りに取り組み、
誰よりも楽しみました。
当時子供だった私たち世代も、
そんな全力で楽しむ大人を見て、
自分の町にだんじりがあることを誇りに思い、
いつか大人になったら、
「親父達みたいに酒を飲んで、カッコよく担くんじゃ」
そんな風に思っていました。
大人になって、
自分たちがお世話をする側になって、
いつからか言われ出した言葉、
「100年だんじり」
「100年後も変わらず祭りが出来る環境を紺屋町の子供に」
そんな風に言うようになりました。
今と昔は違い、
色々な問題があります。
でも、
今も昔も変わらないモノも多くあります。
変えていくべきモノも多くあります。
「不易流行」
稲見会長のスローガンでもありました。
100年後も続くだんじりになるように、
今を生きる私たちが祭りを楽しみ、
紺屋町らしい粋な祭りが出来るように、
毎月の定例会で話していきたいと思った新年会でした。